森をひとつの大きな家に見立て、その中に小さな部屋を二つつくる。生えている木をそのまま柱にし、足りない柱を最小限の本数足す。軽やかなチュール生地の部屋は、森に流れる微風に揺らぎ続ける。
H 180~200cm / 木、チュール
洗骨という風習を友人から聞いたことがある。真似して鶏の骨をきれいに洗い、まだ真新しいこの街に飾ってみる。それと遺跡の周りで拾い集めた枝も飾って遠くへ旅立ったひとへの「はなむけ」とする。
サイズ可変 / 鶏の骨、テグス、枝、針金