2015
個展
「金井聰和 展」藍画廊/東京
以前、港北ニュータウンに復元された遺跡公園での展示の折、作品の構想を練っているうちに零戦のおもちゃで遊んでいた幼少期の記憶が蘇ってきた。それは戦中戦後という時代が古代を迂回して自分自身と繋がるという奇妙な感覚を伴っていた。
photo by 末正 真礼生
骨の家(県道沿い)
HWD 23×21×20.5cm / 木、写真、骨
骨の家(県道沿い)
HWD 23×21×20.5cm / 木、写真、骨
骨の家(空地の裏)
HWD 24.6×21×10cm / 木、写真、骨
骨の家(ガソリンスタンド裏)
HWD 27×16×19cm / 木、写真、骨
骨の家(平家)
HWD 16.5×28×24cm / 木、写真、骨
手前:遠くから来るもの_1
HWD 160×73.5×54.5cm / 陶、枝、骨
野外展・グループ展
「ニュータウン♡ゴースト」/横浜
ヒトの祖先は、進化の過程の一時期、海辺での暮らしを余儀なくされ、それに半ば適応した種であると説く「アクア説」はヒトという生き物の特殊性を改めて考える上で興味深い。身体に刻まれた遠い記憶を2千年前の墓地の周りを泳ぎながら辿ってみる。