2019

個展

「つぶ と つぶて」iGalleryDC/山梨

かつて笛吹川の河原では、近隣の子供たちによって石合戦(つぶて)が川を挟んで盛んに行われていたという。無数に飛び交う「つぶて」を想像すると戦慄するが、原始の戦争や降り注ぐ隕石とも重なりどこか詩的でもある。20年程前、民俗学者の中沢厚の本で知って以来興味を持ち続けてきた。その現場近くで「つぶて」への参戦を試みた。

野外展・グループ展

「田んぼの向こうのこどもの国」赤い家/横浜

戦時中、兵器補給施設だったこどもの国は、戦争と遊びについて考えるのに恰好の場所だ。おそらく戦前まで各地で盛んに行われていた つぶて(石合戦)は戦争と遊び、儀礼と戦争が渾然となったものだったのだろう。恩田川沿いで一人「つぶて」を試みる。

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